2003年10月
「忘れていたニックネーム」 
ジャケット写真撮影地を探る


2005年9月
「忘れていたニックネーム」 
ジャケット写真撮影地を探る
特別編
 


1983年夏、バル・バルーン、ラッキーリップスの時代を経て
RIKA・Mami姉妹デュオは「チューインガム」の名で帰ってきた。
その復活チューインガムが奏でたのが「忘れていたニックネーム」。
私、masarukにとっても、キャンペーンで放送局を訪ねてきた2人と
対面するきっかけとなった想い出の曲である。

それから20年を経た2003年9月、「チューインガム資料室」掲示板での
スマジャコさんの投稿がきっかけとなり、
「忘れていたニックネーム」のジャケット写真が、
都電荒川線の線路上で撮影されたものであることがわかった。
さて、その撮影地点とはどこか・・・
ヒントはMamiさんがライブで語ったという「早稲田の近く」
「下りてくる(遮断機のある)踏み切り」
そしてズバリ、ジャケット写真そのものである。
捜し歩いた結果をここにお見せしたい。

探索地周辺図
歩いた結果@ABの3地点が
ジャケット写真の背景に近い。
みなさんの判断はいかがでしょう?

(写真大きくなりますが、重いです)

@地点から

「学習院下」駅から少し早稲田寄りの踏切から撮影。
前方の踏切の向こう側が駅である。
かなり似ているが、ちょっと坂の曲面が単調か・・・?
遠近圧縮効果を狙うには、ちょっと平坦な気がする。

A地点から

「鬼子母神前」駅傍らの踏切から王子方面。
右側には早稲田方面行きのホームが写っている。
これもかなりいい感じではある。
人通り、クルマ通りはけっこうある踏切。
人の視線が気になったというならここか?
B地点から

「鬼子母神前」駅からかなり王子より。
逆の発想で振り返ると「!」かなり似ている。
個人的にはかなりのセンではないかと睨んでいる。
いいタイミングで電車が入ったが、
2人の身長など勘案しても、ここは捨てがたい!
これはおまけの鬼子母神前駅。

シミュレーション
その後の推理、情報などを総合すると地点@ではないか・・・
との説が有力となりつつある感じである。
そこで上に掲載の
地点@の写真を加工して、ジャケット写真に
どこまで肉薄できるかを試してみた。
1stステップ=「トリミングとモノクロ化」

地点@の写真から
ジャケットに近いと思われる構図を切り抜く。
そして彩度をゼロにして、モノクロ化。
同時に、明るさ・コントラストを微調整。
この作業中に、画面右手の駅ホームが
ジャケ写に非常に似ていることに気づく。

2ndステップ=「遠近ボケの近似」

一様に「ぼかし」をかけたのでは物足りない。
そこで、遠方から手前を3段程度に分けて、
2種類のぼかしフィルターをかけて、近似してみた。
ボケによる遠近感をいくらか出せたのではないか。
3rdステップ=「電車の合成」

ジャケット写真には都電が写っている。
そこで上の
地点Bの電車を合成してぼかす。
別地点撮影ながら、幸い、電車の角度はOK。
ここで、思い切って究極のシミュレーションへ・・・
Finalステップ=「RIKAさん、Mamiさん」

スキャナで読み込んだジャケットから、
お2人の姿を慎重に取り出して合わせてみる。
ジャケットで2人にかかる文字は修正で消去。

チューインガムの2人と背景には20年の時の流れ。
こうしてみると、地点@の可能性を後押しする
結果になっているような気がするがいかが。

ジャケット写真は曇天のためか、背景はソフト。
軌道敷のバラスト(砕石)も柔らかく写っている。
今回の現地撮影は日差しが強く、路面にも
様々な陰影が写り込んでいるが、それを勘案すれば
2つの写真はかなり似ていると言える。
どうやら有力な可能性に辿りついたようだ。

「masarukの考察、その結論」

ここまで紆余曲折もあった推理の
集大成とも言える画像を掲載します。


ガム姉妹、背景との位置関係、大きさの比、高低・・・
これらをすべて盛り込んだ結果は、ご覧の通り。
カメラマンは踏切の姉妹より20〜30m程度、
高戸橋に寄った位置から、腰を落として望遠で撮影。


さて、みなさんの感想はいかがでしょうか。

2003年10月1日撮影 masaruk