御岳山紀行 2002

中学1年の次男Ryuseikを御岳に連れて行くというのは1年前からの約束。
2年前に兄のIsseikを連れて行ったときには受験勉強で、留守番だったからだ。

さっそく駒鳥山荘のご主人馬場さんにメールを飛ばすと、
「2月16日はどの部屋でも空いてますよー(笑)」といった返事がきた。

2月16日。快晴に恵まれていざ出発。
田園都市線で藤が丘から溝の口。 JR南武線に乗り換えて立川まで。
さらに青梅線で御嶽駅まで・・・ここまでで概ね2時間半。

前回もそうだったが御嶽駅に着いたらまず立ち寄るところあり。
かやぶき屋根の蕎麦処「玉川屋」で腹ごしらえ。
清冽な水でさらしたもり蕎麦の、冷たさとコシがたまらない。
玉川屋の前にて

玉川屋の暖簾前で記念撮影
ちなみに彼は冷たいとろろそば
私はもりそば2枚
もっとも私のもりは、
少々横取りされましたが
・・・
腹具合も良くなって、御嶽駅前から多摩川上流部の渓谷に下りて、
渓谷美やカヌーに興じる人たちを見ながらゆったり歩く。
途中で渓谷から上がって道を切れ込む。 目的地はケーブルカー滝本駅=御岳登山道入り口。
御嶽駅から50分ほどで登山道の入り口。 もう汗をかいてしまう。

さあ、登山開始。 昔は土と岩と大木の根っこの大変な道だったが、
数年前に狭いながらコンクリート舗装が施され、下界から上まで軽の四輪駆動車なら
上がれるようになったとか。 上で暮らすみなさんには便利になったわけだが、
ひとりの訪問ハイカーの立場で言えば、やはり野趣は薄れてしまった。 ま、仕方ない。
御岳山登山道

登山道の中間あたりのひとやすみ

御岳周辺ではあちこちで
「関東ふれあいの道」の石柱をみかける
すれ違うハイカーに「こんにちは」の声をかけつつ、汗をかくこと1時間。
御岳山の山上集落に入り、ビジターセンターに寄って地図をもらう。 これが重宝。
山頂(929m)にある武蔵御嶽神社にお参り。 ここの眺望は素晴らしい。
御嶽神社にて

山頂の武蔵御嶽神社で
私の背後、はるか彼方が
東京都心の方向
関東平野の展望に優れている
2人でおみくじを引いてみる。
 Ryuseikは「凶が出るんだよなあ・・・」などとつぶやきながら引くから・・・ホラ出た「凶」。
ちなみに私は「末吉」。

神社をあとにして、尾根が東に張り出した「長尾平」に歩を運ぶ。
日陰には雪が積もって、ところどころアイスバーン。
かつて学生時代に流星観測などをやった長尾平はタイムスリップできる場所。
先端の展望台は、風のざわめきもなく自分の心臓の鼓動が聞こえるほどの静けさ。
しばしボーッと時を過ごす。
長尾平にて

長尾平展望台にて
Ryuseikの右奥に見えるのは
標高902mの「日の出山」
翌日のコースに入っている山だ
長尾平で心身をリフレッシュして神社参道へ戻り、駒鳥売店でひとやすみ。
お店のお母さんに挨拶して宿の駒鳥山荘へ向かう。
駒鳥山荘の山門をくぐり、玄関に入ると・・・
どこかのテレビ取材クルーがカメラを回している。「???」
なんと私のところのゴールデンの番組「クスリになるテレビ」の取材スタッフだった。
現れたご主人の馬場喜彦さんが、番組でダイエットに挑戦しているのだそうだ(笑)。
放送は3月18日とのことだから見逃せない!

駒鳥山荘にはいくつもの部屋があるが、かねてから泊まってみたかった、
一番古くて(渋くて)展望は随一という「駒鳥の間」に案内してもらう。
山荘を訪れる外国人客に人気なのだとか。 ジャパニーズレトロだもんなあ・・・。
駒鳥の間からの眺望

「駒鳥の間」からの眺望パノラマ
デジカメ写真5枚をつないで作成
左右でほぼ150度くらいの展開である
中央奥の山の重なりの向こうに
空気が澄んでいると、湘南方面までが広がる
おいしい料理と大きなヒノキの樽風呂でくつろぎ、男対男の親子対話を楽しむ。
本当はきれいな星空を見たかったのだが、雲が広がったのでゴロゴロ。
山歩きの疲れもあって午後10時過ぎには消灯。たっぷり10時間寝た。

翌日は天気下り坂の予報だが、夕方までなんとか持ちそうな感じ。
朝食済ませて、おにぎり弁当も持たせてもらいいざ出発
駒鳥山荘玄関にて

ご主人の馬場喜彦さんと
ある時は神主
ある時は駒鳥山荘の主
ある時はコックさん
はたしてその実体は!?(笑)

これは馬場さんがくれるメールの
署名欄のセリフである v(^o^)
駒鳥山荘を出発すると、御岳山から伸びる尾根づたいに日の出山まで約30分。
ここも透明度が良いと、秩父の奥から南の湘南方面まで関東平野が一望のスポット。
御岳山方面

日の出山から振り返る御岳山方面
日の出山山頂の標識で記念撮影

山頂には屋根のついた休憩所もあり
ちょっと休んだり
お弁当をいただくのにも良い
日の出山山頂
日の出山からはおよそ3時間のみちのりで、
武蔵五日市駅方面まで山道歩き(12キロほど)。 
花芽一杯の杉林の道を延々歩いたのに、花粉症の私が無防備で大丈夫なのが不思議。
途中でおにぎりをほおばったり、息子とのお喋りを楽しんだり、
多少のアップダウンはあるものの基本的に標高差800mくらいを下りていく行程は楽だ。
何しろ足の速い息子のペースに合わせたら、普通3時間のところ、
2時間半で着いてしまったからかなりの速さである。 まあ天気も気になったので仕方ないか。
しかし次回はもっと景色を楽しめよな、我が息子どの!

かくして1泊2日の2002年御岳紀行も無事終了。
たくさんの写真とVTR、そして抱えきれない想い出ができた。